白ワイン
tabi2022
タビ2022
小樽発祥といわれる希少なブドウ、『旅路』の華やかで個性的な香りと酸を生かした辛口白ワイン。小樽の寿司と楽しめる、この土地ならではの味わいです。
小樽発祥といわれる希少なブドウ「旅路(たびじ)」の、華やかな個性を生かしながら、小樽のお寿司との相性を追求し「次の一口がおいしくなる」ように仕上げた辛口白ワインです。
tabiは、ジンジャーや和柑橘のような香りをもつ地ブドウ「旅路」と、OSA WINERYの大切にしている「食事を引き立てる」味わい、というコンセプトがかけ合わさってできたワインです。地ブドウと地元の食をつなぎ生かす、ここだけのローカルなワインをめざして毎年ブラッシュアップしています。
2021年は夏の暑さと少雨で糖度があがり、凝縮度もぎゅっと高まりました。畑や収穫日ごとにワイナリーに運び込み、目と鼻を駆使して選果してすぐに低圧でプレス。小樽塩谷の垣根栽培の旅路、11月まで収穫を待った遅摘み旅路の原酒も同じように丁寧に仕込み、それぞれの個性を生かした原酒をつくり、春先にブレンド作業をしました。
味わいを決める軸は『小樽のお寿司との相性』。地元のお寿司屋さんに協力いただき、実際に飲み食べながら、1%刻みで試行錯誤を繰り返し、お寿司と最も美味しくいただけるブレンドを決定しました。
和柑橘とジンジャーを思わせる香り、豊かで丸みのある酸、みずみずしい味わいに、旅路由来の軽い渋みが感じられる、辛口の味わいです。2021年は好天に恵まれ、とくに凝縮感のある味わいに仕上がったように思います。前年に続き「GI Hokkaido」認定(生産基準を満たした北海道産ブドウ100%の上質ワインの証)を受けています。
tabiは「旅路」の旅、旅のワクワク感、新しい始まり、の意味を込めています。ワインで土地の味わいを楽しんでほしい、という想いを込め、ちょっとノスタルジックな小樽からの手紙のようなデザインにしました。
テイスティング
香り:金柑やみかんなどの和柑橘、キンモクセイを思わせる香りが豊かに立ち上ります。すりおろしたジンジャーやホワイトペッパーのようなスパイシーな清涼感もあり華やかで個性的な香りです。
味わい:すっきりとした辛口。若々しいアタック、まるみのある豊かな酸とジューシーな果実味が広がります。飲みやすさのなかに、柑橘の皮のようなほろ苦さが追いかけてきて、アフターにじわっと奥行きを感じるようなワインです。
お料理との相性
ぜひ小樽の寿司とご一緒に。とくに、えび・ホタテ・ひらめ・ニシン・しゃこ・うになど地物の握りとよく合います。そのほか、刺身、焼きカニ(カニ酢やレモン添え)など新鮮な魚介料理と楽しんでください。
- 品種・産地
- 旅路 / 北海道余市・小樽(一部自社畑産)
- アルコール度数
- 9度