osa winery

MATENI ROSE 2019

白ワイン

OTARUVALLEY2020

小樽市塩谷の自社畑産ブドウ100%、複数品種のブドウを混醸したオサワイナリーのフラッグシップ白ワイン。複雑さと豊かさ、そしてほんのり潮のニュアンス。ぜひハレの日にお楽しみください。

MATENI ROSE 2019

OTARUVALLEYは、小樽の自社畑産ブドウ100%・8品種から生まれた、OSA WINERYのフラッグシップワインです。《香りがよく食事を引き立てる味わい》を目指し、アロマ系品種の豊かな香りを引き出しながら、食中酒として楽しめるバランスに仕上げました。
2ヴィンテージ目となる2020は、北海道らしい冷涼さに育まれたエレガントな仕上がりとなりました。栽培時から厳しい摘果をし、わずかな実りの中から、より良いぶどう・キュヴェだけを選別した277本の生産です。

「OTARUVALLEY[小樽晴]」という名に込めたのは、小樽の晴れやかで美しく澄んだ空。天狗山を望み、海に近い小樽(OTARU)塩谷の谷(VALLEY)に抜ける潮風を感じ、厳しくも恵まれた小樽の自然に感謝を込めた造語です。
ラベルは「生命力」と「共生」がテーマ。たくましく空に向かって手を伸ばしているようなブドウの蔓を囲むように、畑の下草のクローバー、この土地に生きる動物たちをモチーフにしました。

【小樽市塩谷(しおや)の自社畑】
2016年より開墾、新植したオサワイナリーのメインとなるブドウ畑。縁あって、ワイナリーから車で10分ほど、小樽市塩谷海岸近くの農地(南向き斜面)を高齢の野菜農家さんから譲り受けました。塩谷はかつて食用ブドウの一大産地でしたが、現在はブドウ農家はおらず、すべてが手探りのスタートでした。小樽市初の農業法人を設立し農地を取得、ハンマーで1本1本杭を打ち、ブドウ畑を開墾。自分たちが創業時から挑戦したかったアロマティック品種と、後志で実績のある9品種を選び、初年度は1,062本を植えました。少しずつ新植し、現在この畑では約3,000本を栽培しています。
除草剤は使用せず草生栽培をし、化学肥料は不使用。農薬の使用は慣行農法の1/3程度に抑えています。また、急斜面のため大型の機械は入れることができず、できるだけ環境に負荷が少ない手作業でのブドウ栽培を心掛けています。

テイスティング

香り:豊かで複雑な香り。黄桃、蜜りんご、マンゴー、ブーケガルニ、ゆりを思わせる香り。少し温度が上がると、白バラ、蜜、ライチのような華やかな香りも感じられます。

味わい:エレガントな辛口。柔らかい口当たりとこなれた酸味、染み入るようなおおらかな味わい。軽い渋みと、海風を感じるようなほのかな塩味がアクセントとなり、食事との相性が深まります。アフターに少し甘みを感じ、心地よい余韻が楽しめます。

お料理との相性

香りがよく食事を引き立てるワインをめざしました。このワインならではの海風からのニュアンスを生かして、ハレの日の食卓に、小樽の魚介料理と一緒に楽しんでいただきたい味わいです。

品種・産地
ピノグリ、ピノノワール、シャルドネ、ゲヴェルツトラミネール、アルバニーリョ、ヴィオニエ、マルヴァジア、ケルナー / 北海道小樽(自社畑産)
アルコール度数
11度
備考
2020ヴィンテージ 生産本数:277本