osa winery

MATENI ROSE 2019

ロゼワイン

MATENI ROSE2019

MATENIは地元の方言「まてに(=真心こめて丁寧に)」から名付けました。自社畑でブドウ栽培から醸造まで一貫して、まてに造ったツヴァイゲルトレーベ100%の辛口ロゼ。

MATENI ROSE 2019

自社畑で大切に育てたツヴァイゲルトレーベを100%使用した、辛口のロゼワインです。
ロゼワインは実はとても万能で、日本の食卓にとてもなじみやすいワインと考えています。私たちは、日本ならではの幅広い食事と合わせられ、テーブルを華やかにするロゼに挑戦するべく、ぶどう栽培からまてに(=丁寧に)造りました。

ぶどうは余市町豊丘の樹齢15~20年ほどのツヴァイゲルトレーベです。2019年は、暑く好天にも恵まれたため、熟度が上がり収量も確保することができました。丁寧に一つ一つ病果やつぶれた実を取り除きながら収穫し、すぐにワイナリーに運搬。14時間という短時間の醸しをし、美しい色合いを残して、香りと味わいに少し厚みをプラス(華やかな香りやおいしい果実味はワインに溶け込み、渋みや苦みは極力抽出しないタイミング)。その後ステンレスタンクで低温でゆっくり発酵、翌夏に瓶詰しました。瓶熟成により、酸味がまろやかに、そして余韻にじゅわっとうまみが感じられるようなロゼワインになりました。大きめのブルゴーニュグラスで14度前後でお飲みいただくのががお勧めです。

「MATENI(マテーニ)」というまるで外国語のような響きは、小樽弁の「まてに【=真心こめて丁寧に】」からの造語です。ボランティアさんと収穫や仕込み作業をしながら、合言葉のように「まてにね~」と声を掛け合っていたことから名づけました。

ラベルデザインは、畑のぶどうを五線譜で表現しています。畑の上は、ぶどうの樹が太陽に向かって伸びる力と、人が考え仕立てる手仕事の共同作業の連続です。ブドウの生命力と人の手で奏でるメロディがワインになることを想い、秋の実りを音符に見立てた畑の様子です。(ちなみに…このメロディに高音部分がないのは、腰より高い房を摘果しているからです。幹に近く、栄養がしっかりいきわたった健全なぶどうの房のみを残しているブドウ樹の姿です。)

テイスティング

香り:バラ、アプリコットジャム、マルメロの香り。温度が上がるとアッサムティやローリエ、クローブのような香りも顔を出し、複雑さも感じられます。

味わい:上品な辛口。程よいボリューム感の中に繊細な果実味と熟した酸がバランスよく感じられます。後半に軽い渋み、心地よい余韻が残り食が進みます。

お料理との相性

華やかな色合いがパーティやお祝いの席にもぴったりです。ロゼならではの幅広い相性を生かし、あまり冷やしすぎずに様々なお料理と楽しんでください。ローストビーフ、魚介のトマトソース煮込み、生ラムジンギスカン、ステーキをワサビと塩で。ベリーやナッツを使った焼菓子とも。

品種・産地
ツヴァイゲルトレーベ / 北海道余市(自社畑産)
アルコール度数
11度