
白ワイン
OTARUVALLEY BLUSH2022
オタルバレー ブラッシュ2022
小樽市塩谷の自社畑で育てたピノノワールとゲヴェルツトラミネールを混醸した、香り高くまろやかな辛口のブラッシュワイン。
小樽市塩谷の自社畑で育てたピノノワールとゲヴェルツトラミネールを混醸した、香り高くまろやかな辛口のブラッシュワイン(272本限定生産)。ピノノワール由来のほんのりと夕焼け色が透ける美しい色合いから、OTARUVALLEY BLUSH(オタルバレー ブラッシュ)と名付けました。
※OTARUVALLEY(オタルバレ―) とはオサワイナリーのフラッグシップ白ワイン。
8品種から生まれるハーモニーを味わう白ワインで、ピノノワールは白ワイン用のため、醸しはせずにワインに厚みと豊かさを与えるイメージでブレンドしています。
冷涼で北海道らしい気候だった2022年。陽当たりが良く潮風の抜ける塩谷畑では、多くの白品種が過去最大の収量(当時)でした。ピノノワールは厳しい摘果の影響で前年微減(282kg)ながら、そのぶん小ぶりで凝縮した房が実りました。白ワインに適した少し早めのタイミングで収穫。丁寧な選果ののち、同日に収穫したゲヴェルツトラミネールとあわせて全房のままじっくり3時間かけて圧搾しました。
ぶどうそのもののポテンシャルを生かすため、ステンレスタンクでゆっくりと発酵、熟成。
もともとDNAで近いといわれているピノノワールとゲヴェルツトラミネールだけあって、相性とバランスのよい、それでいて個性的な白ワインとなりました。もともとはOTARUVALLEYにブレンドする予定でしたが、非常に香り高い出来だったため、2022年ヴィンテージに限りブレンドはせず瓶詰しました。
バラやライチ、ほのかにマンゴーを思わせる華やかでたっぷりとした香りに、ほのかに赤いベリー系の香りも重なり、複雑さも感じられます。
柔らかいアタック、心地よい酸味と程よい厚みが余韻まで綺麗に続く、まろやかな辛口です。
ラベルは「生命力」と「共生」がテーマ。ブラッシュワインのもつピンクゴールドの色合いを、夕日のあたるブドウの葉に映しました。畑の下草のクローバーや、この土地に生きる鹿や鳥たちをモチーフにしています。
【小樽市塩谷(しおや)OTARUVALLEYの実る畑 】
ワイナリーから車で10分ほど、小樽市内唯一の醸造用ブドウ畑。日本海が近く時折潮風が流れる、陽当たりのよい南向きの急斜面を2016年に開墾。除草剤や化学肥料は不使用。農薬は慣行農法の約1/3に抑えています。
テイスティング
外観・香り:輝きのある淡いピンクゴールド。中程度の粘性。グラスに顔を近づける前に豊かな香りが立ち上ります。白バラやライチ、パパイヤやローズマリーを思わせる、華やかでたっぷりとした香り。温度が上がると、ほのかに赤いベリー系の香りも重なり、複雑さも感じられます。
味わい:柔らかいアタックと心地よい酸味。ほのかな塩味と程よい厚みが余韻まで綺麗に続きます。上品でバランスの良い、まろやかな辛口です。
お料理との相性
ハレの日に楽しんでいただきたいワインです。あまり冷やしすぎずに、大ぶりの白ワイングラスでお召し上がりください。複数のハーブを使った香り高いお料理、地鶏のクリーム煮などコクのあるお料理と調和します。
- 品種・産地
- ピノノワール67%、ゲヴェルツトラミネール33% / 北海道小樽市塩谷 自社畑
- アルコール度数
- 11度
- 備考
- 272本限定生産